オーナーであり、料理人である森口冨士夫氏。有名ホテルなどで料理長を務め、現在は日本料理の伝統と技術の向上のため、後進の指導育成にも力を注いでいる。感性豊かな料理が評判。
森口氏は生間流式包丁道生間家門人のお一人。料理専門誌などで講師として指導にあたる。そのほか、書や俳句、俳画をたしなみ「富岳」という俳号をもつ。また、演歌歌手でもあり、作詞も手掛け、これまでの生きざまを綴った唄が大阪よりはじまり各地の有線放送で流れている。
公益財団法人日本調理師連合会 会長
一般社団法人 大阪府調理師会 理事
大阪府調理師団体連合会 理事
大阪府ふぐ講師
学校法人 大阪青山短期大学 調理科講師
社団法人 日本調理師会調理技術指導員
八条宮家相伝 生間流式包丁道生間家門人
平成21年 | 2009秋の褒章[黄綬褒章] 鳩山 由起夫 |
平成15年 | 卓越技能章『現代の名工』坂口 力 |
平成14年 | 全国技能士会連合会表彰 菊池 更旨 |
平成14年 | 日本食生活文化財団銀賞 奥野 誠亮 |
平成10年 | なにわの名工 山田 勇 |
平成 9年 | 厚生大臣表彰 小泉 純一郎 |
平成 9年 | 自治大臣賞 白川 勝彦 |
平成 8年 | 大阪府知事表彰 山田 勇 |
昭和61年 | 自由民主党総裁賞 中曽根 康弘 |
昭和57年 | 自由民主党総裁賞 鈴木 善幸 |
昭和56年 | 大阪府知事賞 岸 昌 |
昭和55年 | 京都市市長賞 今川 正彦 |
昭和55年 | 大阪市市長賞 大島 靖 |
昭和53年 | 京都市市長賞 舟橋 求巳 |
会社名 | 二荒食品株式会社(屋号)日本料理翠徳亭 |
設立年月日 | 1987年(昭和62年)4月 |
所在地 | 〒560-0013 大阪府豊中市上野東3-18-1 |
資本金 | 1,000万円 |
役員 | 代表取締役 森口冨士夫 |
社員数 | 20名 |
事業概要 | 料理飲食店業、仕出し料理店営業、前各号に付帯する一切の業務 |
1963年(昭和38年) | 割烹 大判(兵庫県) 入社 |
1964年(昭和39年) | 杉乃井ホテル(大分・別府)入社 杉村彬先生に師事 |
1966年(昭和41年) | 鶴田ホテル(大分・別府)入社 有川清春先生に師事 |
1968年(昭和43年) | 箕面観光ホテル(大阪・箕面)入社 園山清市先生に師事 |
1969年(昭和44年) | 料亭平安閣(京都岡崎)入社 岩森潔先生に師事 |
1971年(昭和46年) | 割烹旅館 清乃家(大阪府)料理長として入社 生間流式包丁道入門 家高博光先生に師事 |
1975年(昭和50年) | 石切青龍(東大阪)料理長として入社 |
1980年(昭和55年) | 箕面観光ホテル(大阪・箕面)料理長として入社 |
1985年(昭和60年) | 鬼怒川グランドホテル(栃木県)料理長として入社 |
1987年(昭和62年) | 二荒食品(株)設立 現在に至る |
1988年(昭和63年) | 「日本料理 翠徳亭 豊中店」開店 現在に至る |
日本料理「翠徳亭」豊中店主人の森口冨士夫氏(関西割烹萠友会会長)は平成15年度に現代の名工を受賞したのを記念し、このほど株式会社ジャパンアート社から豪華な作品集 『旬の芸術を器に盛る−会席料理十二か月』 を出版された。
作品集と別冊は濃緑色の布クロス貼の夫婦箱に収納してあり、作品集は224頁オールカラー版でA4判横長本、薄緑色布クロス貼り製本。別冊はA4判32頁で中綴じ本。定価35,000円。
作品集は旬の食材を生かした手事な12ヶ月の会席料理と椀物12ヶ月で構成され、巻末に料理家阿部孤柳氏を囲んだ貴重な座談会「日本料理の魅力を語る」が収録されている。
森口氏の料理の真髄は前菜にあり、あたかもキャンバスに絵を描くように、自身の思い出に残る風景を料理で表現する。また、基本に忠実な作品は日本料理のお手本としても十分に活用できると大好評である。
なお、書店では取り扱っていないため、申し込みやお問い合わせは直接各店舗へお願いします。
日本料理に興味のある方や高校大学卒業後に調理師を目指しておられる方、ぜひご覧ください。
書籍のお問合せ先は
豊中店 06-6858-1277